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「じゃね~」
と友達に別れを告げ、今日も家に帰る。普段と変わらない一日。英子(仮名)は、いつものように真っ直ぐ家に向かった。すると近所の廃屋になった家のポストに、手紙が入っているのに気がついた。
「おかしいな…ここは大分前から空き家なのに…」
そう呟き、何となくポストの手紙を手にとった。宛名は無し。差出人は…?
「?」
私?差出人には、英子と言う名前が書かれていた。単なる偶然と思い、中を見てみる。
○月×日…
「○月×日って明日?」不審に思いながら続きを読む。
○月×日、テストで79点を取った。これなら隠さなくても大丈夫。
何だろう…そう思いながら、気にせず帰る事にした。
次の日、数学のテストが返ってきた。79点。
昨日の手紙…当たってる…気味が悪い…。そう思っていた。その日の帰り道。
「まただ…」
同じように手紙が入っていた。差出人は、やはり英子。
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