第1章

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「働きたくないんだ」 今年に入り、発作的に出現する仕事辞めたい病 また今朝から発動。 そうはいっても出勤。行けば、皆なぜか大事にしてくれているようで、「いいですよ~座っていて下さい。僕がやりますから」とか、ねえ、手空いてる?と聞くと、「何してくればいい?」と非常に親切な同僚達。 辞めたい気持ちに反して、それ以上になぜか親切な同僚達。 でも、辞めたいなあ~なんか疲れたなあ~と思って、なんでかなあ~と考えながら帰宅した。  そんなに忙しい訳でもなく、まあ、普通に過ぎた一日。 考えてみた。で、わからんから、考えるの辞めて、なんとなく、ネットを眺めていた。 「私、働きたくない」 いきなり浮かんだ言葉。 ああ、そうだったんだ。働きたくなかったんだ、私。 看護師がどうとか、OLがどうとか、今の職場がどうとかいう問題ではなかったんだ。 単純に仕事したくなかったんだ。 働かないと生活に困るよ。育英会の返済も出来なくなるよ。 犬も食わせられなくなるよ。社会的にも面倒になるよ。 働く原動力が恐怖だった。 働かなくなったら恐ろしいことが起きるよ。 恐怖に追いまくられて働いてきたんだ。 もちろん、それだけでなく、多くの喜びもあった。今も仕事していなければわからない喜びを感じることはある。 でも、それ以上に働く原動力の一つにあった、恐怖。 これが、もう辛くなってきているんだ。 ずっとずっと怖がって、怖くて怖くて仕事してきたんだ。 そりゃあ、いやになるわな。。。 仕事をしていて感じる成長や楽しさが、この恐怖より多かったんだな、今までは。だから、それなりに続けられ、辞めたいと思う時も、その理由が具体的になって結論を出すのも早かったんだ。 でも、もう恐怖を超える理由がなくなったんだ。 だから嫌なんだ。 恐怖に追いまくられて行く仕事場なんて、行きたくない。 恐怖と毎朝戦う日々は嫌だ。 じゃあ、どうしよう・・・・ どうしたらいいかな~ 
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