第11章

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「これはマズイですね。」 先生の声が直接耳に届いて、私の方はピクリと跳ねる。 ヤバイ、マズイ、ドウシヨウ。 今までそれなりに彼氏もいたけれど、ぶっちゃけこんなの経験なし。 抱きしめられても微妙に違和感を感じ、いつもスルリと逃げ出していた私。 それ以上のスキルなんて持ち合わせていないの。 「止まらなくなりそ。」 ぎゃぁぁぁぁ! なになになになに!? なにが止まらないのよぉ!
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