天使の格言

ひとの魂は、みな、おなじ場所から生まれてくるわけじゃない

もちろん、地獄からは生まれてくることはない
地獄にいった魂は、一度、ゼロ地点に戻らねばならない

自らの心を反省して、ようやくゼロ地点にもどってから、転生が許されるんだ

天国にいった他の魂はどうかというと、もちろん、時期が来たら転生が許される

だけど、地獄よりも何万倍何億倍も広いところの天国には、より高い霊域というのがある

そう、高次元だよ

天国は５次元からだけれども、その５次元よりもずっと高みにある魂も、転生するんだ

ほら、あなたのとなりにも、神仏の魂が転生してるかもしれない

そう、天使や菩薩が転生することもあるんだ

だけどね、大事なことはそんなことじゃない

天使や菩薩もゼロからスタートするんだ
この世にいのちを授かるこのとき、ゼロからスタートするんだよ

ゼロから皆均しく、魂磨きをする
だから、天使や菩薩もこの世で堕天することだってある
その場合、どれだけ負を小さく影響させるか、に徹するしかなくなるね

大事なことは、大事なことは
ひとを愛して、信じゆくなかで、魂磨きをしてきたかってことだ

そして、天使や菩薩はそれだけの魂の輝きを課せられるし、
そうして、ひとを導いていくだけの輝きを課せられている

ほら、あの病気をした子どもをみてごらん？
あの子は、肉体の痛みや哀しみを自ら背負って、そうして、周囲に愛とは何かを体験させる修行をしている

ほら、あの子は勉強を一生懸命頑張ってるね？
あの子は、これからの日本の未来のために、リーダーになるべく、努力をし続けている。

ほら、あの子はくったくなくひとに笑いかけてるね？
あの子は、お母さんやお父さんに、生きるときに大事なものを教えるために、ああして、時間を費やしてるんだ。

ほら、あの子は泣いているね？
あの子は、ああして、お母さんを護っているんだよ。お母さんが孤独にならないように、ああして、お母さんがいないとつらいって教えているんだ。

あなた方は、生きる武器を子に持たせようとして、そうして必死になるけれども、哀しみを帯びるとき、それは、子を信じていないからだ。子を信じようとすれば、自分の行動に、迷いもないし、痛みもつらみもないだろう。

だけど、それでいいんだよ。

あなた方は、一生懸命、子育てをする中で、子を愛し、大事なことを学んでいるのだから。