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ここに入れられて何年目になるだろうか
もう長いところ外をみていない。感じられるのは
冷たい床と、手に伝わる手錠の重み…
(`・ω・´)「今日も少し貰ってくよ」
毎月一人の男が私の前に現れる。
そして私の血を抜き取っていく。理由はわからない。
ただわかることは彼は私を助けてくれないということだ。
そんなとき、彼は現れた。
彼の目は潰れ、右腕はちぎれ、服は所々破れていたけれど何故か私には堂々と見えた。
( ・∀メ)「人間よ。お前は何だ」
川 ゚ -゚)「…わかりません」
( ・∀メ)「わからない?フフッ、気に入った。一緒に来い」
手を力強く引かれた。そのとき私は思ったのだ。
_____これが運命なのだ、と。
彼は仲間と共に馬車に飛び乗った。
( ・∀メ)「出してくれ」
(゚、゚トソン「…誰、その子」
パシッと鞭が打つ音がして馬が走り始めた。
( ・∀メ)「何、拾い物さ」
( ・ω・)「人間っすか。ご主人も物好きっすね」
( ・∀メ)「そういえば名前聞いてないな。人間、名前は?」
川 ゚ -゚)「無い、です」
( ・∀メ)「無い…?それでは私が名ずけ親になってやろう」
( ・∀メ)「素直クール。伝説の女戦士、素直ヒートからもじった」
川 ゚ -゚)「私の、名前?クール、クールか…」
( ・ω・)「よかったねクーちゃん。ご主人に気に入られるなんてめったにないんだぜ?」
川; -゚)「名前…名前…あれ?」
( ;・∀メ)そ「おおぅ!?泣くほどいやかい!?」
(゚、゚トソン「あ、カリスマブレイク」
これが私と皆様の出会いだった。
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