第2章 恋するミツバチ 

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――ずっと憧れてた。 白河和泉(しらかわいずみ) パーティーでよく見かける年上の彼。 家は代々続く政治家の家系。 しかし誰もが羨むお家柄に背き 自由にきままに生きる彼は――。 あらゆる新事業に手を出しては ことごとく成功を収めていた。 見た目も遊び方も 目立って派手で。 いつだって 美しく魅力的な人たちに囲まれている。 その上――いやそれ故か。 白河さんは聞きしに勝る両刀のプレイボーイだった。
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