第2章 恋するミツバチ 

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まったく 想像がつかないけれど――。 「連絡するよ。明日にでも」 「よろしくお願いします」 今は この危険な申し出にすがるしかなかった。 涼介さんが去ってしまうと またホテルの部屋に一人。 綺麗な夜景もすぐ もやもやと霧がかかったようになる。 「白河さん……会いたいよ」 恋の病という名の靄。
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