第2章 恋するミツバチ 

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「わお」 もちろんあの日も 白河さんのペースで。 「それで……その後は、なんて言うか」 「なんて言うか?」 「にっ……ニヤニヤしないで下さい!」 「続けて。その部分が聞きたいんだよ」 賢そうな顔して 子供みたいに地団太踏む。 「はあ……だからベッドに入って彼が……」 「彼が?」 「僕の身体で遊んで……」 「君の身体で遊んでだって?」 「いちいち繰り返さないで下さいっ……!」 落ち着きたくて熱い紅茶に手を伸ばす。 けれど余計に身体が火照った。
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