第2章

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※※※ 「なんだこれ!?火が!!体が!!」 意味わからねぇ!?なんでだぁぁぁ!!こんなこと今までなかったのにぃぃぃ!! 男は突然のことで手足をばたつかせ、パニックに陥ってしまう。 「いけない!!ミニプニちゃん!!」 腕を振るとフヨフヨ漂っていたモノが男に向かっていき、男の周りを囲うようにして一つ一つがくっつきだし、水のドームが完成する。 「少し我慢してくださいね!!」 そう言うと一気にドーム内が水で充満される。 「ごぼっ!!」 この女、溺死させる気か!?苦しい…息が…息がもたない… 息苦しくなり、意識が遠退いていく…。 バッシャァァ!!もう少しで意識を失いかける寸前でドーム内から解放され、ゲホゲホっと咳き込み一気に空気を吸い込む。 「ゲホッ…お前…まじに殺す気か!!」 頭に酸素が戻ってきて思い切り怒鳴り付ける。 ※※※
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