第1章

3/153
38人が本棚に入れています
本棚に追加
/178ページ
※※※ 「アハ☆もう終わり?つまんないね~もうちょっと足掻くとかしないの?」 ビクッ!!と体が震える。 まるで遊んでるような口調で楽しげに話しかけてくる。 座り込んでいる位置から路地裏の明るさでは姿は見えないが声で位置がわかる。 近くにいる…。 「逃げないならもういいかな☆」 えっ? シュッという音が聞こえると視界がいきなり反転する。 何?…声が…目の前が…。 ドサッ…と体は前向きに倒れ、首から上が転がり落ち鮮血が広がる。 「あ~あ、もう少し遊びたかったのに残念~☆」 ふざけた口調で倒れてる死体を見つめ呟き、闇へとその姿を消していった。 ※※※
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!