8618人が本棚に入れています
本棚に追加
「ああ、やべえよ」
「え」
玲夢は顔を上げて、何のことかと俺に視線を合わせながら首を傾げる。
「玲夢が悪いんだからな」
ここしばらくこうやって身体を重ねることはなかった。
母親としての玲夢ばかりと接してきた。
だから久しぶりにこんな風に乱れた玲夢を、女丸出しの玲夢を目の当たりにしてしまったら、俺はもう止まれねえ。
「今夜は覚悟しとけよ」
「え! 覚悟!? え! なんのこと!?」
何が何だかわからないという玲夢の腰にまた手を這わせながら唇を重ねた。
最初のコメントを投稿しよう!