今年こそ

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「んっ」 そのままぐっと奥まで入り込んできた晴希さんは、ゆっくりと腰を揺らし始める。 そんな晴希さんにぎゅっと抱きついて肩に顔を埋める。 「玲夢っ」 けれど晴希さんはあたしの腕を引き離そうとするから、さらに腕に力を入れる。 「顔、見せて」 余裕がなさそうなのに、熱のこもった声でそう言われて、身体の奥がじんっと痺れる。 ゆっくりと顔をあげると、晴希さんの瞳がふっと細められ、そのまま唇を重ねてきた。 すぐに唇を割って入り込んできた舌は最初から咥内を激しくかき回す。 「んっ……は……」 その動きについて行くのに精一杯で呼吸もままならない。 その上ラストスパートと言わんばかりに突いてくるから、一気に高みへと押し上げられてしまった。
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