秋色スカイブルー2 柚希-side-

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   ◇  それにしてもまだまだあたしの悩みは解決していない。椎名君の誕生日まであまり時間がないと言うのに誕生日のプレゼントが決まっていない。 どうしよっかなー。 「柚希ちゃん、どうしたのなんか悩み?」 「へ?山口君。あ・・・山口君だったら誕生日のプレゼント何が欲しい?」 「え?くれんの?でも残念だなー。俺の誕生日6月なんだよね。」 「だ・か・ら・・・、そうじゃなくて、例えばの話。」 「例えば?ああ。違うんだ。俺にくれんじゃないんだ。ん・・・柚希ちゃんがくれんだったら、何でもいいよ。」 「もー。参考になんない。」  山口君が軽く笑う。
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