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目が・・・冷たい。
翔梧さんが小さくなる。
ちょっと同じ男として同情するな・・・。
翔梧さんはあきらめたようにねーちゃんと目配せしてため息と共に口を開いた。
「お察しの通り真尋さんと付き合うことになった。」
ある意味想定通りなんだけど・・・パンチ力が半端ない。二人からボコボコにされて俺はダウン寸前だ。
別に俺はシスコンではないけれど、正直ねーちゃんについては自慢だった。高校も大学も女子大で男に免疫がないのが心配だった。“トンビに油揚げ・・・”気が付かないうちに近寄ってきてかっさらわれた感が否めない。
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