秋色スカイブルー1 隼登-side-

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 今日も今日とて、ボールの片づけやコーンの片づけを黙々としてニコニコ待っている藤澤がいた。あの笑顔に対して不満は言えない。  悶々とする日々だった。 「椎名君・・・ちょっといい?」  珍しく小声で俺に声をかける。 「何?」 「練習終わってから時間・・・大丈夫かな?」 「いいけど・・・何?」 「あ・・・うん。ちょっとね。」  あいまいな笑顔。 何だ?
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