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◇
俺たちは食料品売り場にある小さなジェラートショップでカップのジェラートダブルを買って屋上にある小さな遊園地のベンチに腰を下ろした。
夕日が遊具を赤く染める。
「うまそうだな。」
藤澤のチョイスした味に興味がありジェラートのカップの中を覗き込む。
「食べてみる?」
「いいの?あーーん。」
大きい口を開けてみる。藤澤が自分のスプーンでジェラートをすくい俺の口へ。
ん・・・うまい。
今度は違う味の方をすくいもう一度俺の口へ。
「どう?」
「ん。うまいよ、これ。」
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