秋色スカイブルー1 隼登-side-

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「椎名君・・・。」 「分かってるよ。藤澤がマネとしてみんなに平等なこと。でも・・・いい・・・よな。」 「・・・。」  微かに頷いた。  俺でいいのかって・・・思う。だって、藤澤の周りには翔梧さんや柴崎先輩など1番、2番に名前が挙がるぐらいのイケメンが多いから正直、自信がない。 「あたしも・・・椎名君のやつ食べたいな。」  曇りのない目をくりくりさせて俺を見つめる。ジェラートじゃなくて藤澤が・・・食べたい。くぅー。
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