第1章

2/15
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
《青年よ…………。悔しいか…………悲しいか…………。憎いか…………?》 俺は、突然聞こえたその声に、驚く。 辺りを見回すが…………。 特に何もないし、誰もいない。 「気の…………せい…………か」 《気のせいではない…………。お前の心に、話しかけている…………》 「……………………」 気のせいじゃなかった。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!