第1章

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「…………。んで、どうすんだ…………?」 と、独り言…………。 あの声からの返事があると思ったのだが…………。 事実上の独り言になってしまった。 「…………」 左腕が…………なんて、信じているわけではない。 だが、万に一つの可能性があるなら…………。 「はぁ…………アホらし…………。帰ろう」 やっぱり、ただの気のせい。 あまりにも周りからの言葉が苦しくて、幻聴みたいに聞こえてただけだな。 うん、帰…… ゴォォォオオ………… 教室から出ようとすると、地鳴りが聞こえた。
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