第1章

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地鳴りは聞こえたが、揺れている訳ではなく…………。 本当に文字通り、地が鳴っていた。 なんなのかと、この3階の教室の窓から、運動場を見てみた。 「…………は…………?」 その運動場のど真ん中に、クレーターにも似た窪みがあった。 そんなもの、もちろん前からあるものではない。 今、出来たのは、その砂煙を見るからに明らかだ。 「ど…………どういう…………?」 頭にはクエスチョンマークが無限にできた。
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