第1章

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ここはある墓場。一人の女性が一つの墓の前に立っている。 その墓には[素直クール]そう刻まれていた。 ξ゚⊿゚)ξ「クー。私、ブーンから告白されたわ。いま言っても意味がないと思うのだけれど…」 金髪の女性はポツリと呟いた。 ξ゚⊿゚)ξ「貴方に言わないとブーンに申し訳ないと思って…貴方に言いにきたの」 ξ゚⊿゚)ξ「私、貴方に謝らなきゃいけないわ」 ξ゚⊿゚)ξ「皆は貴方は事故で死んだと思ってるわ」 ξ゚⊿゚)ξ「でも…ちがう。事故なんかウソ」 ξ゚⊿゚)ξ「貴方は私が殺したの」 ξ゚⊿゚)ξ「これだけは言わなきゃ気が済まなかった。ずっと私に嘘をついているのは嫌だもの」 ξ゚⊿゚)ξ「あの日…吊り橋から突き落としたのは私よ。クー」 ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、貴方がなんとしても邪魔だったのよ。本当にごめんなさい…」 ξ゚⊿゚)ξ「貴方は何をするにも私にも優ってた…運動も、学力も、容姿も!」 ξ゚⊿゚)ξ「優しさも!人間らしさも!料理も!なんで貴方はそんな完璧人間なのよ!」 ξ# ゚⊿゚)ξ「なんでよ!なんでブーンは私を選ばなかったの!?私は彼の為にとても頑張ったのに!」 ξ゚⊿゚)ξ「理由はすぐに分かった。貴方がいたからよ。貴方さえいなければ私はブーンと幸せになれたの。現に今幸せ」 ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、クー。ありがとう、クー。私の為に死んでくれて」 金髪の女性は後ろを向き、立ち去ろうとすると 何かに掴まれたような感触が 川.;: ゚々:.#)「私を…置いて…いくんだねぇ…ツン…」 片手にナタを持ち、身体は血塗れ、顔はグチャグチャになったかつての親友の姿があった。 ξ; ゚⊿゚)ξ「く、クー!?死んだ筈じゃ!?」 川.;: ゚々:.#)「そう…だよ…貴方の…せいでな…」 ξ; ゚⊿゚)ξ「な、なんで生きてるのよぉぉぉ!!!」 川.;: ゚々:.#)「ツン」 ナタが高々と挙げられる。 川.;:<●>々:.#)「ブーンと幸せにねぇ…………ツンッ!」 ブンッ グチャ ( ;^ω^)「ツンッ!大丈夫かお!?」 ブーン?嫌だ、やめてこないで! ( ;^ω^)「ツン?僕だお!ブーンだお!」 嫌だ、貴方にはこんな顔見せたくない ( ;^ω^)「大丈夫だお!顔を見せるお!」 あ ξ.;:;々:.#)ξ「あはっ、あはは…ごめんなさい、ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい…
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