0人が本棚に入れています
本棚に追加
ここはある墓場。一人の女性が一つの墓の前に立っている。
その墓には[素直クール]そう刻まれていた。
ξ゚⊿゚)ξ「クー。私、ブーンから告白されたわ。いま言っても意味がないと思うのだけれど…」
金髪の女性はポツリと呟いた。
ξ゚⊿゚)ξ「貴方に言わないとブーンに申し訳ないと思って…貴方に言いにきたの」
ξ゚⊿゚)ξ「私、貴方に謝らなきゃいけないわ」
ξ゚⊿゚)ξ「皆は貴方は事故で死んだと思ってるわ」
ξ゚⊿゚)ξ「でも…ちがう。事故なんかウソ」
ξ゚⊿゚)ξ「貴方は私が殺したの」
ξ゚⊿゚)ξ「これだけは言わなきゃ気が済まなかった。ずっと私に嘘をついているのは嫌だもの」
ξ゚⊿゚)ξ「あの日…吊り橋から突き落としたのは私よ。クー」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、貴方がなんとしても邪魔だったのよ。本当にごめんなさい…」
ξ゚⊿゚)ξ「貴方は何をするにも私にも優ってた…運動も、学力も、容姿も!」
ξ゚⊿゚)ξ「優しさも!人間らしさも!料理も!なんで貴方はそんな完璧人間なのよ!」
ξ# ゚⊿゚)ξ「なんでよ!なんでブーンは私を選ばなかったの!?私は彼の為にとても頑張ったのに!」
ξ゚⊿゚)ξ「理由はすぐに分かった。貴方がいたからよ。貴方さえいなければ私はブーンと幸せになれたの。現に今幸せ」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、クー。ありがとう、クー。私の為に死んでくれて」
金髪の女性は後ろを向き、立ち去ろうとすると
何かに掴まれたような感触が
川.;: ゚々:.#)「私を…置いて…いくんだねぇ…ツン…」
片手にナタを持ち、身体は血塗れ、顔はグチャグチャになったかつての親友の姿があった。
ξ; ゚⊿゚)ξ「く、クー!?死んだ筈じゃ!?」
川.;: ゚々:.#)「そう…だよ…貴方の…せいでな…」
ξ; ゚⊿゚)ξ「な、なんで生きてるのよぉぉぉ!!!」
川.;: ゚々:.#)「ツン」
ナタが高々と挙げられる。
川.;:<●>々:.#)「ブーンと幸せにねぇ…………ツンッ!」
ブンッ
グチャ
( ;^ω^)「ツンッ!大丈夫かお!?」
ブーン?嫌だ、やめてこないで!
( ;^ω^)「ツン?僕だお!ブーンだお!」
嫌だ、貴方にはこんな顔見せたくない
( ;^ω^)「大丈夫だお!顔を見せるお!」
あ
ξ.;:;々:.#)ξ「あはっ、あはは…ごめんなさい、ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい…
最初のコメントを投稿しよう!