st.3

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連休前、うちでお泊まりをしたいという彼女のお願いをされていた。 一旦家に帰るのももどかしかったらしく、学校帰りそのまま待ち合わせた。 「お邪魔しまーす。」 わくわくと部屋に入り、ベッドに座る彼女。 テーブルにハンバーガーを置き、ちゅっとキスをすればそのまま抱き締められベッドに連れ込まれた。 「先に食べて欲しいの?」 聞けば、こくこくと頷く瑠璃。予定よりだいぶ早い展開だった。 性欲がありあまる時期でもある。女子も同様だ。 飲み込みも早く、どこが感じるかや力の加減、キスの仕方も全て教えれば、彼女は嬉しそうに私にもしてきた。 ちゃんと付き合ってるんだろうか これは、恋人同士と呼べるのだろうか 何故、男はこの子をまっすぐ愛してやらなかったのだろう。 こんなにも大切にしたいと思える子なのに。 「瑠璃・・・。」 「律さん・・。」 視線が交われば、熱をおびた彼女の視線に胸が焦がれる。 10才も年下の彼女に翻弄される日がくるなんて。
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