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「瑠璃、ちょっと休憩・・もう無理。」
ぐたっと枕を抱え、俯せに倒れ込む律。
時計をみればすでに日付はかわっていた。
ここがホテルならすでに延長代金がかかるだろう。
「律さんは、寝てていいよ。」
でも、ここは彼女の家。連休は3日間。
いつまでも舐めていたい彼女の身体から、瑠璃は離れられなかった。
首筋から背中にかけて舌を這わし、肩甲骨にそってキスをしていく。
敏感な律さんの身体が跳ねる度、嬉しくて自分で弄りながら彼女を愛した。
「若いって・・怖い。」
「えへー、ご馳走さまー。」
完全に動けそうない彼女に、ストローでジュースを飲ませてあげた。
「お腹減った・・・。」
「ハンバーガー、温めてくるね。」
ぐったりした彼女に、温めたハンバーガーを差し出し、餌付けのように食べさせてあげると力無くもくもくと食べ始めた。
その姿が可愛くて、顔がにやけてくる。
「律さん、ありがう。」
「なにが?」
「愛してくれて。」
「伝わってよかったです。」
「これからも、よろしくお願いします。」
「・・・・うん。」
どこか諦めたような、それでいて優しく微笑む彼女。よしよしと頬を撫でられた。
「下着、つけなくていいからね。」
「瑠璃ちゃんって絶倫?」
「律さん限定でそうかも。」
「ちょっと自制心もってくれない?」
「恋人にはいらないでしょ?」
あぁ神様、とんでもない女神を授けてくれましたね。
しっかり躾けていくしかない、か。
律の思いも知らず、ニコニコと瑠璃は餌付けを続けた。
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