st.3

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「瑠璃、ちょっと休憩・・もう無理。」 ぐたっと枕を抱え、俯せに倒れ込む律。 時計をみればすでに日付はかわっていた。 ここがホテルならすでに延長代金がかかるだろう。 「律さんは、寝てていいよ。」 でも、ここは彼女の家。連休は3日間。 いつまでも舐めていたい彼女の身体から、瑠璃は離れられなかった。 首筋から背中にかけて舌を這わし、肩甲骨にそってキスをしていく。 敏感な律さんの身体が跳ねる度、嬉しくて自分で弄りながら彼女を愛した。 「若いって・・怖い。」 「えへー、ご馳走さまー。」 完全に動けそうない彼女に、ストローでジュースを飲ませてあげた。 「お腹減った・・・。」 「ハンバーガー、温めてくるね。」 ぐったりした彼女に、温めたハンバーガーを差し出し、餌付けのように食べさせてあげると力無くもくもくと食べ始めた。 その姿が可愛くて、顔がにやけてくる。 「律さん、ありがう。」 「なにが?」 「愛してくれて。」 「伝わってよかったです。」 「これからも、よろしくお願いします。」 「・・・・うん。」 どこか諦めたような、それでいて優しく微笑む彼女。よしよしと頬を撫でられた。 「下着、つけなくていいからね。」 「瑠璃ちゃんって絶倫?」 「律さん限定でそうかも。」 「ちょっと自制心もってくれない?」 「恋人にはいらないでしょ?」 あぁ神様、とんでもない女神を授けてくれましたね。 しっかり躾けていくしかない、か。 律の思いも知らず、ニコニコと瑠璃は餌付けを続けた。
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