ダイヤモンド・リリーは涼風の瞬き
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か細い悲鳴が、闇に霞む。 夜露に濡れたような花を押し抱いて、久慈は長い嘆息を漏らした。 「花」 互いを曝け出した二人は、労わるように抱き締め合う。 それからまた、一つ一つを確かめるように、穏やかに触れ合った。 優しい闇が、二人を包む。 夜はゆっくりと、更けていく。 *
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