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「わかりました。早急にランドセルなどの庶民的な文房具などを用意いたします。」
さすがに今ある物は公立には不釣り合いなものが多すぎますから。
「理由は聞かないの?」
奥様が不思議そうに私に訊ねられます。
「奥様は意味のないことはされないかと。」
「まあ、信用されてるのはうれしいから良いけど~、まあぶっちゃけあの学園後数日で潰れるから(o´∀`)b」
爽やかな笑顔です。奥様。ただ背景が真っ黒です。
「聞いてくれる!!わからないけどいきなり理事長に呼びつけられて『寄付を頂けないのは北條家だけでしたよ。』とかいいながら金出せっていってきたのよ。高い入学金も授業料もはらってるのに。」
奥様が興奮しておられます。アンティークのカップにひびが入りそうで怖いです。カップを握り締めないで下さい。
「で調べたら、色々な家から寄付と云うより恐喝紛いでお金を集めてたの。学園の為に使われてたらまだ良かったんだけど、ほぼ理事長と学園長、そして事務処理をしてた事務長が懐にいれてたの。」
ヒビの入ったカップを交換いたします。
「寄付だから善意のお金でしょう~なのにそれを遊びに使うのも許せないし、何より奴らは『巨乳パブ通い』のために使ってたのよ!!?許せなくないp(`Д´)q」
本命の理由は後半ですね。奥様。
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