*ある雪の日の*

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「あれ…?雪降ってる」 起床して自室の窓を開けると、雪がちらちらとさりげなく降っていた。 《学校だるいな…》 俺はやっと未黄ちゃんことを吹っ切れそうになってきた。 あれから毎日教室で未黄ちゃんに遭遇しているが、あの胸に来る痛みは随分と薄くなってきた。 雪を見て思うのは…? 俺の心は何を求めているのか、俺は何がしたいのか、今はよく分からない。
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