始まりはいつも突然なのさ☆

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先輩がいなくなった後、僕は部屋の中を見て回った。まぁ、予想はしていたんだけどさ…… 「わ~、凄い豪華だなぁー」 (棒読み だってさぁ……もう呆れたくなるよね。なに、何なの? ここはホテル? それともどっかのお屋敷とか? いや、宮殿かな? 床はふかふかだし、1人部屋なのにメッチャ広いし、ソファーはあるし、キッチンは広いし調理道具はそろってるし…… 啓馬先輩曰く、この部屋の道具は使った人の物になるらしい。つまり、調理道具は全部僕の物になるってわけ。 凄いよね~; どっからお金が来るんだろ…… 「お腹減った……何か作ろ」  一通り驚いた僕は、とりあえず調理を始める為に手を洗いに洗面所へ向かう。 「さてと、手を洗って……ん?」 ふと顔をあげると鏡の中に僕が映っていた。 ……金髪ほんっと似合わないんだよね、僕。 「……さぁ、準備をして食べよ★」 お腹ペコペコ! 今日は洋食な気分♪ 「ん~、スパゲッティに海藻入りサラダ! 今夜の夕食決定★」 夕食を食べ終わった僕は、何もせずにそのまま眠った。今日一日でかなりの体力使っちゃったし、足痛くてもう動けないし……あ、その足で調理したのかってツッコミはナシね★ とにかく、今日は疲れちゃったぁ……おやすみなさぁい……Zzz
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