- エピローグ -

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 そして私たちは三年になりバスケも含めてとても充実した日々を過ごしている いつもの河川敷につくとあたり一面オレンジ色に染まっていた 桜の木の下へ行くといつものように川面をじっと眺めると心が落ち着く そぅちゃんも同じように川面を眺めた 「もうすぐだね」 「あぁ」 「全国制覇出来るかな?」 「するよ」 「あはっ スゴい自信」 「当たり前だろ」 そぅちゃんはそういいながらも少し照れてこめかみを掻いた 私はカバンの中をカサゴソとし朝入れたカメラを取り出した 「あった♪ ねぇそうちゃん、記念に一枚写真撮ろうよ」 私にとって大切な場所、この桜の木の下で並ぶ .
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