第4話~いざ学園へ(やる気は失踪しました)~

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「いらっしゃい。知ってのとおり私は此処の理事長、セレス=ハーティンだ」 「桐谷...あ、カズヤ=キリタニのほうがいいのか?」 「和名でもこの国では通じるよ」 初耳 「じゃあ...桐谷和也だ」 「き、桐谷ユズルです!」 「ようこそ、ゼルフィクス学園へ 制服は中等部からだから和也の分しかないよ、ほれ」 テーブルに段ボールが置いてある、中身は制服だろうな 「制服はブレザー1着ワイシャツ3着、夏用と冬用のスラックスがそれぞれ1着ずつだよ」 伝票と言われたとおりの中身を確認する 「ユズル君はそっちのダンボールに名札が入ってるから、通学時はそれを左胸のあたりにつけておくこと」 隣に小さい段ボールが置いてあった 中身は名札が二つとブザーだった 「緊急用のブザー、何かあった時にそこのピンを抜けば音が鳴るようにしてあるよ」 説明書を読みながらユズルに使い方を教える
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