ウィスキー・コーク

4/30
前へ
/30ページ
次へ
その夜…私はお婆さんの家に招待され、美味しい料理をご馳走になり又如何にもと言う高級ワインを頂いた!! お婆さんは…自分では自慢や金持ち感が無く極普通のお婆さんの感じだが 地元の噂では…相当な資産家の用で私は詳しくは分からないが 超がつく程らしい…? 何でも…亡くなられた御主人が、イタリア系のハーフの方で シチリア島の出身で 親戚にマフィアのボスが居たとの事!? 驚いた事に…隣に居るお嬢さんは シチリア島の親戚の1人だとか? しかし…日本語を流暢に話すし 違和感を感じない お婆さんに教わった用だ!! お婆さんを訪ねて…日本に遊びに来たとの事…日本が大好きで大変興味が有るらしい!? お婆さんと娘さんを交え いろんな話をした中で…お婆さんが突然私に このマリアを貴方の助手兼事務員として私の会社に於いて呉れとの事だ!! 私の宇崎商会は 人を雇える余裕等皆無であるが お婆さんはどうしても…と…頼み込まれて仕舞った!! 其では、明日からとお婆さんに押し切られた感じで私は渋々承諾して仕舞った!! 次の日から…マリアは会社に来て 電話対応から、細々とした雑務を器用にこなして私を驚かせた!! お客さまにも…評判が良く 何か電話がよく掛かる用に成った気がしないども 無い!! 私はマリアに…何時まで日本に居るのかと尋ねたら…私、マリアが飽きる迄…と笑顔で答えた!! マリアと話をする度に私は自分が磁石でも成ったの如くマリアに惹かれて行った!? 何時も殺風景な事務所が 少し明るく成ったの如くまるで花畑に居る感じを受ける!! 続く…
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加