ほけんのせんせい

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「またそれ。で、次の授業行くのか?行かないのか?」 「行かない」と、ベッドを指差した。 「まったく。困ったもんだよね」 まいったように、頬をさすりながらも、ミチルちゃんはチャイムが鳴ると同時に、保健室のドアの鍵を閉めた。 それから、優しく俺の頭を撫でた。
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