だれかのものになるなんて

2/27
前へ
/169ページ
次へ
「最低」 と、言われた。 「ごめんね」 と、言ったけど、赦してくれなくて、 持っていた鞄で思いきり、身体を叩かれた。 3番目の彼女に振られた瞬間は、すごく痛かった。 お家に帰ろう、と思ったら、ユイちゃんから電話があった。 「もしもし」 「ユイだよ」 「わかるよ」 「良かった。わからなくなったら、困るもん」
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!

419人が本棚に入れています
本棚に追加