おいでませ異世界。

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さて、ドッと疲れた感満載でしたが、俺は今、非常に驚いています。はい。 もうどれくらい驚いてるかって、衣替えで引っ張り出した冬服のポケットに、500円入ってたぐらいですかね。 え?どれくらい驚いてるのか、イマイチよく分からない?じゃあ今から冬服に500円入れとくと、長くても来年には分かるよ☆ あー…さて、俺が何に驚いているかと言うと、それは、あの後クラウスさんに引っ張られて、何処かに連れて行かれそうになった時の事です。 俺が寝ていた部屋の角、丁度ベッドとは反対側の壁に、姿見が掛かってたんですよね。姿見が。 その姿見をクラウスさんに連れられて通りすぎたんですよ。 そしたらね、そこに見た目15歳前後で、一部の前髪が目に掛かるぐらいの黒髪。若干ツリ目がちで黒い瞳の、全体的に勝ち気そうなガキがこっち見てたんですよ、ガキが。 まぁ、青のエク○シストの燐君に似てますね。え?知らない? ググれ。 えー…とにかく少年が映ってた訳ですわ。 え?俺じゃないのかって? 俺、28ですよー?どんだけ若作りなんですかー、そんな訳ないじゃないですかー、やだー。 え?じゃあ幽霊かって? いいえ、俺です。 おっと、何か背筋がゾクッとしましたけど、きっと気のせいですね。だってこれ俺の独り言ですし、はい。 えー、そんな訳で、スパイダーマンよろしく細マッチョ期待してたんですけど、何故かガキになってました。 HAHAHA。 いや、俺の体どこいったし…
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