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はーい、今俺は玲哉さんの会社に来ております☆
久々の会社に、ちょっとしり込みしてるとかないからね!断じて!
今いる場所は、玲哉さんの部屋の前なのだけど、どうしても開く勇気が出ない
不思議だ←
そんなわけでしばらく考えてた俺
はやく会いたいのに会う勇気がないって俺はヘタレなんじゃないだろうかという結論がでそうなとき、俺は後ろから蹴飛ばされる衝撃を受けて扉に顔面を強打した
「邪魔だよぉ、わんこ」
「邪魔だよぉ、わんこ」
「お、お前らぁ...!!」
そこにいたのは引きこもり白夜さんの手下、彼方と所在だった
この双子はさして外出しない白夜さんの護衛のはずなのだが、書類などを玲哉さんに届ける雑用をこなしているようだった
この二人相当腕の立つのにかなりもったいないと思う
俺が『玲哉の犬』和希ちゃんが『昴の子猫』と呼ばれるように、この二人は『白夜の烏』と呼ばれてるくらい有名どころだからね!テストにでます!
「なんでそこで待ってんの?わんこ」
「待て、でも喰らってるの?わんこ」
「ちげーよ。今心の常識してんの」
「なにその恋する乙女みたいなのー。うざーい」
「うざーい」
「あはは、黙れや双子」
そうこうして双子と言い合いしていると、よほど騒がしかったのかいつのまにか彼方が開けようとしていた扉が自然と開き、
「なにしてるんですか、烏に犬」
眉を潜めた菊さんが出てきてしまった
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