学校生活2

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助けてくれると信じていた梓ちゃんは、なぜか突然の出張で俺の知らない間に居なくなっていた 1週間の出張らしい そのことを藤に愚痴ればニッコリ微笑まれた やはり犯人はこいつか わかってたけどな わかってたけどな! そんなわけで今、この権力者とお昼を共にしてるわけですが なにしろ悲鳴が凄い まだ野太いのならわかるが、甲高くて耳につくのだ なので耳栓をしていたのだが、これもまた藤にバレて、頬をムギュッと掴まれて 「僕の声が聞きたくないの?」 と無理矢理はずされた そしてまたあがる悲鳴 ほんとこの暴君なんとかしろ こいつ絶対楽しんでるよな だって生き生きしてるもの これを腹黒と言わずしてなんというか 今度理事長訪ねてみよう 「「「「キャーーーーーーーー!!」」」」 そんな藤様ワールドを展開していた食堂に、またしても一際謎の大きな悲鳴があがった
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