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今、北原は『死から来た者』で検事をしている。
瞬は、今も、
色々と相談をしに北原の元に行っているが、
流石に神宮寺の事は言えなかった。
北原は郊外で、
都築と子供と暮らしている。
「そうだよね…」
北原が間違っていたのかは、瞬には分からない。
でも、
今の北原は、
瞬を護り、会屋も護っていてくれている。
多分、
神宮寺が普通に生活できるようにもしている。
元々、
きれいな姿だった北原だが、
今は更に美人になっていた。
都築の手によるものだと、
瞬も気が付いている。
北原は、都築と共に生きるモノとして、
既に作り変えられているのだ。
そんな北原を、
神宮寺に見せたくなかった。
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