第2話 俺達と入学

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その時。 「それでは、生徒会の紹介です…」 「「「きゃああああああああああああ」」」 「「「うおおおおおおおおおおおおお」」」 生徒会の単語が聞こえ始めた辺りで ものすごい歓声が辺りをつつんだ。 ………地面が揺れた。 幸い、いちじが俺の耳を塞いでくれていた為、 鼓膜は無事だ。 いちじは耳栓をしているようだ。 ちゃっかりしてやがる。 そのまま俺はステージへ目を向けた。 そしてそこには、6人のイケメンが立っていた。 あ「いちじ、そろそろ手ぇ話して。 話が聞こえないから。」 い「は?んなの聞かなくていいだろ。 あーは俺の声だけ聞いてればいいだろ。」 あ「はいはい、わかったから離してね。」 い「…………ちぇ。」 そんなしゅんとしたって許しません。
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