第2話 俺達と入学

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あ「はいはい、にらまないー。」 目の前に座るいちじにデコピンをする。 い「イテェ…。悪い…。」 あ「わかればいーよ。」 犬っころみたいな いちじが可愛くて頬が緩む。 その瞬間、また何人かが色めきたったみたいだ。 え?俺のせい? その時だった。 ?「んなあああああああ!!もう堪らない! 堪らないよ!まなやん!どうしよう! 萌えが溢れてとまらない!!!」 ?「落ち着いてください。貴矢君! 確かに眼鏡美人受けも一匹狼攻めも 堪らなくオイシイですけど目立ってますよ! 落ち着いてください!腐れ眼鏡!」 ?「腐れ眼鏡ッ!?」 教室の一角で騒ぎ出した方向に目を向ける。 何やら黒ぶち眼鏡の短髪と おかっぱっぽい頭の二人が騒いでいる。 話の内容的に……。 あ「腐男子?」
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