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しばらく私は村雨君と話をした後、家路につくために公園を歩いていた。その時、前方に怪しい人を見つけた。その前には女性が歩いている。
栞:(もしかして)
私は事件の事を思い出して、怪しい男に声をかけた。
栞:すみません、神南署の者ですが、何をなさってるんですか?
私が警察手帳を出しながら、声をかけるとその男は慌てて、刃物を出し前の女性に斬りかかった。私は叫びながら、女性とその男の間に入った。
男:くそっ
男はナイフを振りかざしてきた為、慌てて手を出すも、二の腕を切りつけられてしまった。
栞:っ
栞の二の腕から血が滴り落ちる。
女性:キャァァァッ
狙われていた女性が、悲鳴をあげた事により、男は逃げていった。
栞:大丈夫ですか?
私は傷口を抑えながら女性に話しかけた。
女性:はい、私は大丈夫ですが、あの救急車と警察を呼びます。
私は頷き素直に従った。警察より先に救急車が到着した、女性は付き添うといってくれたものの、警察が来る為、残って欲しいと頼み、私は名刺をその女性に渡した。
栞:私は、西堀栞と言います、警察が来たらしっかり事情を話してください。
それだけ言うと、私は救急車にのり病院に向かった。
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