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私の名前は西堀栞。
明日から神南署の安積班に配属となり、初日を迎える。
今は冬であり、少し半端な時期だが、訳がありこの時期の配属になった。
勤務は明日からだが、挨拶だけと思い、昼過ぎに着いた。
今は表に立ち、一呼吸おいてから、ゆっくり歩き出し、中に入って行った。
しばらくすると、安積班と言われる、強行犯係についた。
栞:すみません
入り口から声をかけると、一人だけ入り口から遠い席に座ってる人がいた。
その人は顔を上げ、立ち上がり私の前に来た。
栞 :すみません、こちらが強行犯係であってますか?
安積:はい、そうですがあなたは?
声をかけてくれた人が不思議そうに訪ねてきた。
栞:明日からこちらでお世話になります、西堀栞です、1日早いですけど、挨拶だけと思い顔を出させてもらいました。
まっすぐみつめ、一礼すると、その人はにっこり微笑み。
安積:あなたが西堀さんですか、私は係長の安積です。課長から聞いてます、よろしくお願いします。
安積さんが、そういうと手を出してくれたので、私は握り返した。
安積:みんなは今出てるので、帰ってきたら紹介します、こちらへどうぞ。
安積さんがソファに案内してくれたので、私はそこに座り、待っていた。
まさか親戚と再会するとは思いもよらなかった。
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