第1章

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この決定を受けて、女子部では美冬が担ぎ出され委員長になり、美冬に文句を言われたが俺の知ったことではない。 お蔭で男子部と女子部の連携も上手くいって、運動会は大成功の内に終わった。 そしていつしか季節は冬に。 バレー部ではまだみんなとの練習に合流できないが、ボールの感覚を忘れないようにするため軽いパスやトスをしたり、ラリーを続けたり。 ヒデが俺の専属として練習メニューを作成し、マンツーマンで練習の相手をしてくれていた。 「夏休み、美冬に任せっぱなしだったからな。理学療法士の先生にもいろいろアドバイスもらえて、俺も勉強になるし」
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