一章

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アイツの性格をより分かりやすくするなら、走れメロスが例えやすい。 メロスがアイツでセリヌンティウスが私である。 王様の行為に勝手にキレたメロスは馬鹿だからか知らないが王城に乗り込む。 殺されるのが当たり前。 だがシスコンのメロスはセリヌンティウスを人質に差し出した。 久しぶりに会った友人を人質に差し出し、自分は妹の結婚式のために帰宅。 かなりふざけた話だ。 そして最後は自分を勇者だと言う。 友人を人質に差し出す奴を勇者と言うのだろうか? あまりにもクズすぎてゼウスに祈っても逆効果だったときは、ざまぁと思った。 そして国語の読み取りで、メロスとセリヌンティウスの人物像を読み取りするときがあった。 そのため私はメロスとセリヌンティウスの人物像にはこう書いた。 【メロス】 自称勇者。 自意識過剰。 友人を人質にする極悪非道。 シスコン。 【セリヌンティウス】 メロスの巻き込まれ。 メロスの身代わり。 弟子に慕われている。 と書いた。
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