第1章

3/75
9735人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
「あ、あの、ミハイさん・・・っ」 「おお!今日も麗しいな、泉実。」 目が腐ってんのか、おまえは。 てか、押しのけた珠美さんを見てみろ。 「こんばんはー!肉と肉とビールちょーだい!珠美さん、どいて。」 木戸まで、珠美さんを押し退ける。 あ・・・まず・・・ 「あんたたちってぇぇぇぇ!!もうちょっと、傷ついてる乙女に気を使いなさいよ!!」 珠美さん、耳としっぽを出して大爆発。 人間のお客さんがいなくてよかった! 「何をしておる!正体を出すな、馬鹿者め!」 「耳としっぽ出てるよ、珠美さん!まずいじゃん!」 怒っている珠美さんに、男性2人がちょっとずれた対応。 まあ、この2人に常識的な対応を求めようとはあまり思わないが。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!