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PM15時過ぎ。
徐々に学校終わりの女子、そしてキャンディ目当ての男子ファンが集まり出した。
2人がドスを利かせて追い払う。
「ありがとう」
キャンディが袋を12歳くらいの女の子に渡す。
「キャンディはオレらのダチだ。手出してみろ。殺しにいくぞ」
リズナーが男子高生3人を脅す。
3人がビビり、逃げる。
「面覚えたからなッ!!!」
リズナーが叫ぶ。
PM20:00。
リズナーとマイクが最後にオッサンに怒号したあと、店内に入ってきた。
「ありがとう。おつかれさま」
キャンディが声をかける。
リズナーがグラサンをはずす。
「初めてだぜ。こんなに1日中脅し続けたのは」
キャンディが笑う。
「新しい脅し文句考えないとな。脅迫レパートリーが無くなってきた」
マイクが言い、キャンディが笑う。
「助かったわ。ありがとう。また明日もお願いね。明日は祝日だからもっと大変よ」
「イスくれよ。立ちっぱは疲れるぜ」
リズナーがねだる。
「わかった。用意する」
「背もたれつきのやつな。丸椅子はやめてくれよ」
マイクが言い、キャンディが笑う。
「わかった」
「革がいいな。肘掛け付きのフカフカのやつ」
マイクが言う。
「マーサージ機能付きのな」
リズナーが言い、マイクが賛同する。
「調子に乗らないで」
マイクが微笑む。
「了解ボ~ス」
2人が出て行く。
「うまく手懐けてるわね」
クリスティーナが言い、キャンディが軽く笑う。
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