なるほどぉ。最初は『夜行堂奇談』や『質屋シリーズ』のような『いわく付きの品』ばかりを扱うお店の話を想像しながら読み進めましたが、 何と何と！箱の中身は空っぽ！そしてラストの衝撃！完全にやられました！い

　箱って中身がわからないから怖いって部分がありますよね。 　そして、ホラーだと入っている中身が怖い。外側は、ただの箱なのに。 　シンプルなだけに、じわじわと謎を深めていく、箱の中身。 　何が入って

完璧な物に捉われてしまったり、多少の歪みや斜めになってしまうことが許せないことは、メンタル的に病んでいる方によく見られる傾向のような気がします。 (私の回りにいる人を見た見解ですが) そして、芸術家は

なるほど、それこそが「完成した箱の形」だったんですかね。 　 完璧なモノは、実は機械を以てしても作れないそうです。 　 完璧な箱を作って入れたかったのは、自分だったのか、それとも完璧な箱を作って入りた

強く叩きつければ壊せてしまうのに。 火にくべれば灰になるのに。噛み付いて来ることもなければ、追い掛けてくることも無い……はずの箱が、怖いッ！ じわじわ見えてくる箱の前身、緩急のある展開で、しかも一旦