第1章

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メルボルン動物園ーー メルボルン動物園はたくさんの動物と観光客でいっぱいだ 「マルコ、コアラ、コアラがいるよ!」 葵は子供のようにはしゃいでいた マルコは葵の後から着いていく 「にほんのどうぶつえんにコアラいるでしょ?」 「コアラの数少ないから、大きな動物園しかいないよ。」 「へぇ~、そうなんだ」 「マルコ、カンガルーがごはん食べてるよ!」 隣の檻のカンガルーに葵はいつの間にか移動していた 飼育係がカンガルーにエサをあげている 葵の目はキラキラ輝いている そんな葵を見て、マルコは来てよかったと思っていた 昼過ぎてお昼を近くの売店で買うことにした マルコが買いに行き、葵は近くのベンチに座っていた すると フランス人二人が葵の前に来た フランス人は流暢な英語で葵は聞き取れないが、ナンパされていると思った 1人のフランス人が、葵の手首を引っ張って無理矢理連れていこうと思った 「イヤー」
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