第1章

3/8
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
葵の手首を掴んだフランス人の腕を小麦色に焼けた手がつかんで引き離した 「マルコ!」 マルコは恐ろしく低い声で、フランス人に言うとフランス人は「クソッ」みたいな捨て台詞を言うと去っていった 「あおい、だいじょうぶ?こわかった?」 葵はマルコの胸に飛び込んだ マルコは少し驚いた 葵はフランス人に絡まれた時は、怖かったがマルコが来てくれて安心した 葵は泣きそうになったが堪えた マルコは少し驚いたが、葵の頭を優しく撫でる 葵はマルコの服に着いている香水を嗅ぎ、心が落ち着くとマルコから離れた マルコはフランス人に捕まれていた葵の腕を取り、手首にキスをした 「しょうどく」 マルコは恥ずかしがらずさらりと、真っ直ぐ葵を見て言った 葵は恥ずかしくて、顔を赤らめマルコを見ることができなかった
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!