辺り1面が石の部屋で

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アレクは、硬く柔らかくない石で作られたベッドの上で目を覚ました。 硬い………腰が痛い…何だこの閻魔の悪意が感じられるベッドは? アレクは、視線を部屋中に向ける。石で出来た壁が部屋を覆い眠るには硬すぎる石のベッド、そして石で出来たテーブルに1枚の紙とぼんやりと光る玉が浮いていた。 まず、起き上がりテーブルある1枚の紙を手にとり読み始めた。 『ダンジョンマスター就任おめでとう!これから貴女には1ヶ月以内にダンジョンを作成して貰います。そして秘宝を狙い迫り来る人間供を駆逐して貰います。またダンジョンマスターの固有スキル[ステータス確認]が与えられ5000ポイントを使いダンジョンを強化していって下さい ダンジョン連盟より』 読み終えた紙をテーブルに置き次に玉に触れた。 「ダンジョンマスターの確認。これより知識の付与を開始します」 ダンジョンから声が聞こえダンジョンについてのことステータス確認の方法等を学んだ。 しかし、微弱な痛みが襲うとは聞いていなかったな。 「ステータス確認!」 アレクは、今の自身の力を知るためにステータスを確認した。
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