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私は、友達を待っていた。
少したつと1人の女の子がきた。
「月ちゃ~ん。待った?」
「いや全然。今きたとこ」
私の名前は、月。女の子です。私と話しているのは、友達の夏蓮。
「月ちゃんは宿題終わった?」
「後数学だけが残ってる」
「私は、国語が残ってる」
今は、テスト三週間前
「ねぇ月ちゃん。そう言えば、明日から転校生が来るんだって」
「そうなんだ~。
どんな子なんだろうね」
私達は、カラオケに行き歌いまくった。
私達は、夕方まで遊んだ。
いつも以上に疲れた気がした。
帰る途中私は、コンビニに寄った。
オレンジジュースかリンゴジュースかで迷っていると一人の男が入ってきた。
その男は、辺りを見渡し怪しさ満載に動き回っていた。
嫌な予感がしたので選んだジュースはその場に置き外に出ようとした時、男は急に暴れ狂った様子で辺りにあった物を投げたり殴ったりし始めた。
男の顔は、人間とは思えないくらい変形していた。
男の目は片方は赤く、もう片方は黒く空洞になっていた。
男は少し暴れたあと急に叫び始めた。
そして男は倒れた。
倒れた男は青く変色していき体がぱっくりとわれた。
血が流れ出た。
私は、その場に立ち尽くしていた。
すると男の体がぴくりと動いた。
そしてまるで服を脱ぐかのように男の体から白い髪をもち着物のような服を着た少年が出てきた。
少年の姿は、人間のように見えたが目付きや爪は、化け物だった。
少年は、少しの間辺りをキョロキョロ見渡していたが突然ニコッと笑った。
そして手を前にかざし、聞き取れはしなかったが何か呪文のような言葉をいった。
少年のいったであろう言葉は、見たことのない字となり刀の形となった。
少年がそれを握ると、言葉は砕け散り中から真っ赤な刀が現れた。
そして少年は、私を見て笑いながらちかずいてきた。
少年は、私の前まで来ると今度は、日本語で言った。
「こんなところで会えるとはな。
この国が誇る伝説の炎の魔導騎士」
少年はそう私に言った。
私には心当たりのない話しだった。
「炎の……魔導…騎…士……」
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