第1章

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あれから随分 時が流れ あの頃と変わった顔が 手鏡に写る 君がくれたペンダント あの思い出の地に行けば また君に巡り会えると その地に行ってみれば やはりそれは夢だと 現実に引き戻される こんなことなら大事に すれば良かったと思う 日はいつも雨 初恋のように 甘い想い いつも独りぼっちの夜(よ)は 君のシルエット 夜空に浮かべてみては 返るはずのない答えきに 期待しては一人話す 古い電話番号 かけてもつながらない もうあれは終わったんだと 必死に自分を慰め 自然に流した涙に 弱さ知る今
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